販促コンサルティング
「食品の買い物」の変化
生活者と食品スーパーを取り巻く環境は、目まぐるしく変化しています。生活者が目にする情報は、新聞の折り込みチラシやテレビCMが中心だったのが、ネットでいつでも、どこでも見ることができるようになりました。また、生活者が購入先を選ぶ条件や価値観も多様化しています。「商品が安い・新鮮であること」だけではなく、「欲しいものが早く手に取れること」、「待たずに支払いができること」、「ポイントが貯まること」、「キャッシュレス決済ができること」、「店舗で購入するかどうか」なども購入先を選ぶ基準になってきました。購入先も、「食品スーパー」などの実店舗型だけではなく、「ネットスーパー」などの非店舗型サービスも浸透してきました。さらには、ドラッグストアやディスカウントストアなどの多業種からの参入も進み、購入先の選択肢は広がっています。
トップの経営方針の具現化
小売業の経営者と課題を共有したうえで、有効策を提案し、実行支援することに努めてきました。
マルダは、「"販促"を通じた業務改革コンサルティング」によって、営業方針の具現化を支援してきました。
「営業方針の具現化」を実現するためには、次の3つの条件が必要です。 マルダはこうした条件を満たす仕事の進め方へと転換していく活動を「業務改革」ととらえているのです。そして、業務改革に必要な起爆剤となるのが「販促」であると考えています。 「販促」を通じて業務改革を進めることが、課題解決への最短ルートと言えるでしょう。
コンサルティング内容
1. コミュニケーションフォーマットの確立(会議体の再編成)
① 目的と課題の目線合わせを徹底することによって、立場・ポジションにかかわらず営業方針が共有されること
➁ 営業方針に則った行為の優先度(重要度)が共有されること
③ 行動した成果が全員に共有され、継続に向けての意欲が高まること
2. 「商品計画」+「販促計画」+「販売計画」の連動(三位一体)ならびに検証
マルダはこれまでの経験から、商品計画・販促計画・販売計画の連動がなされていない組織においては、取り組みの成果が上がってこないことを十分に心得ています。だからこそ、商品・販売・販促が三位一体となることが必須です。
3. インストアプロモーションの最適化
営業方針は、来店されるお客さまに伝えてこそ意味があります。そのために、次のような効果的に継続できるインストアプロモーションが必要になります。
なぜ、販促なのか?
課題を解決する手段として「販促」を掲げるのには、次のようなメリットがあるからです。
1.お客様への約束なので、動かざるを得ない。
「販促」は、現場で直接お客様にアピールする部分が多くお客様に対して実行しなければならない約束事です。
2.全員一丸となって取り組める
「販促」は、全部署、部署間、部署内が連携しながら行うため全員が同じ目標に向かって取り組むことができます。
3.目に見える・効果が共有できる。
「販促」は、チラシやPOPといった目に見えるツールを使うため“取り組んでいる”という実感を伴います。
また、チラシやPOPで打ち出した商品の売れ行きを目の前で見られるので効果の共有も容易だと考えられます。
4.売上に貢献しながら進められる。
「販促」は、実際に売上につながる手段であり、実技を伴う人材育成としても最適です。
取組事例
1.生活者調査
継続的な生活者の実態調査と検証
近年、生活者の価値観は劇的に変化するとともに、ライフスタイルも年々変化しています。マルダでは、過去18年以上継続して、生活者の実態調査を行っています。この蓄積されたデータと新たな調査結果から、生活者の実態を分析検証し、小売の現場に役立てています。
マルダの強み
①18年以上の調査実績から、生活者の行動がわかる設問設計のノウハウがあります。
➁クライアント企業さまと課題を共有したうえで、調査と検証を行います。
③社会とクライアント企業さまの環境情勢をふまえ、最善と思える提案・助言を行います。
2.メニュー販促
商品計画から始まる提案型メニュー販促の支援
食品スーパーに来店されるお客さまの多くは、その日の献立や食材をはっきりと決めずに来店します。こうしたお客さまへ旬の食材を使った魅力あるメニューを提案することは、毎日の献立を考えるお客さまのお役に立ちます。マルダは、このようなメニュー販促支援を継続的に行い、ストアロイヤリティの向上、買上点数UP・来店数UPへつなげます。
マルダの強み
①10年以上メニュー販促の支援を行っており、メニュー提案のノウハウがあります。
➁食品スーパー、メーカー、生活者それぞれの相互利益を創り続けていきます。
③クライアント企業の売り込みたい素材をもとに、メニューの組み立てを行います。
④提案メニューの試食会、撮影にも女性スタッフが立ち会います!
⑤レシピカードなどの媒体への落とし込み、展開什器の手配まで行います。
⑥各所との情報共有や試食会の運営、レシピの編集など事務局機能もお任せください。
3.デジタルサイネージ
ロケーションオーナーとなる『小売業』と、広告主となる『メーカー』とのコーディネイトの役割を果たしながら、全体の運営管理を行います。商品計画と連動した仕組みづくりをバックアップします。
食品スーパー店内における
デジタルサイネージの特徴とは
インストア広告メディア
ロケーションは食品スーパー。
店舗内に設置された大型ディスプレイを通じて、来店されるお客様にお買得情報やお役立ち情報を提供・発信する売場に一番近い「インストア広告メディア」です。
食品スーパーは、日常の購買フィールド
1日の来店客数は、2~3000人。
週に2.3回来店される方が一番多く、9割以上のお客様は週に1回以上来店されています。購買行動に直結する広告として、くり返しリーチされます。
ターゲットは主婦とファミリー
来店客の9割は女性。また週末はファミリーで来店。
家計を預かる主婦がメインターゲットになります。日常の消費財食品だけに限らず、主婦の日常動線上の広告メディアです。
視認性の高い広告メディア
・買物動線上のディスプレイ
・レジ待時用のディスプレイ
より商品に近い「買物動線上」。より視認性の高い「レジ上」。幅広い広告主様にご利用いただけます。「映像コンテンツ」と「音声」でディスプレイに注目。