来春の消費増税に向けて。。。

今日は、冷たい雨が降る一日でしたね。
雪にならなくて一安心・・・。

来春の消費増税に向けて、
小売業を取り巻く環境やその対応が忙しくなってきました。

消費増税に関する弊社主婦モニターを対象とした、
「節約」に関する調査内容を一部お伝えします。

■一番最初に節約するもの

1.食費 25%
2.レジャー費 23%
3.被服費 22%
4.水道光熱費 11.5% 
5.交際費 8%

以下、日用雑貨費、新聞書籍費、通信費、保険料、・・・



■買う頻度が減るもの(食品)

1.スイーツ類 49%
2.牛肉 44.5%
3.刺身 40.5%
4.お弁当(惣菜) 38%
5.寿司(惣菜) 37.5%

以下、半調理品(お肉)、調理パン、チルド惣菜、酒類、おかず惣菜、・・・

「具体的な節約内容として」

・牛肉を豚肉・鶏肉に変える
・パン類は買わず、ホットケーキなどをつくる
・お寿司は買わず、手巻き寿司などをつくる
・半調理品や惣菜は控えて、自宅でつくる、などなど


■買う頻度が増えるもの(食品)

1.鶏肉 35%
2.ひき肉 32.5%
3.納豆、豆腐類 29.5%
4.豚肉 22%
5.卵 21%

以下、もやし類等の野菜、葉物野菜、缶詰、乾麺、お魚切り身、・・・

「具体的な節約内容として」
・ひき肉や野菜などを中心にヘルシー料理にする
・お肉と一緒に多めの野菜を調理して満腹感を得る
・豆腐を肉の代わりに利用する
・ハムソーセージや缶詰を利用した手作り、などなど


この調査は、現時点で想定されている回答なので、
実際の購買や行動との違いが出てくることも
あると考えられます。

例えば、
購入頻度が増える。に挙げられている「お肉類」は、
現在相場が上昇中ですから、
来春の価格がまだ見えてきません。

この具体的な節約意見を見ると、
小売業の方が想像している以上に節約意向が
強いようにも感じます。

現在、小売業各社で進められている、
価格表記に関する事や
MDの見直しなどと合わせて、
生活者との「距離感」を見る事も大切かな、
と感じる内容でした。

12月商戦も後半になり、あわただしくなってきましたが、
年が明けると、
消費増税に向けた取り組みが待っていますね。。。

*10/2「消費税 来年4月8%決定」ブログ記事はこちらから

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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