4月度小売業概況(速報版)

GWも最終日となりました。
概ね天候も良く、商業施設も賑わったようです・・・。

昨日、5月5日は、二十四節気の「立夏」。
夏の気配が感じられ始めてきますが、朝晩は
肌寒さもあります。
暦の上では、立秋の前日までが「夏」です。

また今朝は、大きな揺れの感じる地震がありました。
改めて防災対策を認識しなくてはいけませんね・・・。

さて4月度の小売業概況が届きました。
消費増税スタートの月でしたが、
売上の落ち込みは、「想定内」に留まったようです。

その概況は、

全体的に駆け込み需要の反動はあったものの、
そのマイナス幅は、週を追って縮小し、概ね想定の範囲内の企業が多かったようで、
3月~4月合計ではプラスに作用。

また天候要因はさほど影響がなく、前半は低温と雨天でマイナスも、後半は気温が上昇し
晴天が多くプラスに動いたようです。

業態別には、3月駆込み需要 の反動でSM・CVSの 反動は少なく、
百貨店、GMSの順で反動が大きい。
特に商品別には高額品・生活用品・化粧品が全体的に低調。

食品は後半から生鮮3部門中心に復調基調の企業が多かった様子。
4月の曜日まわりは、前年同様でした。

百貨店大手5社の既存店は、
▲15.3%~▲5.8%

GMS大手5社、▲15%~▲3.5%

SMは企業によりばらつきが多いようですが、
都市部の企業は、後半持ち直し±0企業も・・・。

3~5月の三ケ月を一つの指標としている企業も多いと
聞いていますが、
この連休も良いスタートとの声もあります。
ただ、人材難やエネルギーコストの増加、食肉相場高騰など、
マイナス与件が多い環境ですから、
楽観は出来ないのでしょう・・・。
まずは、このGW明けに注目してみようと思います。
* 2014.04.03「3月度 小売業概況(速報版)」ブログ記事はこちらから

株式会社マルダ

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