6月度 全国スーパー売上高2.8%減!

今日も朝から気温上昇の一日でしたね。
まさに二十四節気の「大暑」です。
~快晴が続き、気温が上がり続けるころで、
小暑と大暑の一か月間が暑中であり、暑中見舞いはこの期間に
送るのが一般的です。

さて昨日、日本チェーンストア協会が発表した6月の
全国スーパー既存店売上高は、
前年同月比▲2.8%。

3カ月連続の前年割れで、
5月(▲2.2%)より落ち込み幅が広がりました。
(コンビニも日本フランチャイズチェーンの
発表も▲1.9%です)

天候与件や消費増税前の買いだめなどが要因と
報道されていますが、どうでしょう・・・。

様々な与件はあると考えますが、
弊社の生活者暮らしの調査等では、
「節約」に関する関心事が増加傾向にあります。


4月から消費増税がスタートして、
多くの方が、「消費税額」に慣れてきたはずです。
感覚的なお話になりますが、
プラス3%の金額に「高い」と認識し始めてきた?

例えば、
3,000円のお買いものですと、
3,150円 → 3,240円( +90円)
ほぼ100円プラスになります。

日常のお買い者、外食など、
感覚的に100円超の金額に敏感に
なってきているように感じます。

もちろんガソリン価格の高騰や来年度の消費増税計画、
年金受給年齢引上げの可能性など、
生活防衛、節約与件は上げるときりがありません・・・。

今後、価格と価値、自分にとっての豊かさなど、
消費の切り口がますます変化するのでしょうね。

新しい需要を創る事や、
生活者の深層心理の先を見ること等、
仮説作りや検証の仕組みなど、本当に大切な行為に
なると感じています。

暑い夏も冷静な思考が必要ですね・・・。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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