7月度小売業概況「速報版」

今日は、いくらか暑さも和らいだ一日となりました。
この週末は、台風の影響もあり、天候が心配です・・・。

さて昨日は、
二十四節気の「立秋」でした。
~初めて秋の気配が現れてくる頃とされ、
昼夜の長さを基準に季節を区分する場合は、立秋から立冬の前日までが秋となります。
また暑さの頂点となることから、翌日からの暑さを「残暑」といいます・・・。

そして、7月度の小売業概況が届きました。
各社、前半は苦戦の様子と聞こえてきていましたが、
どうだったのでしょうか・・・。

~全体的には、前半は軟調、後半に挽回した様子です。
*曜日合わせは、土日祝とも昨年と同数。

・7月前半まで衣料品など季節商品の動きが鈍く、苦戦。
後半になり、好調で、要因は天候です。

(今年は梅雨明けが平年並(関東甲信地方で7月22日)で、
前半に台風、中旬から気温が上昇し、梅雨明けから猛暑となりました。)

特に、中旬から季節商品の動きが良く、夏物セールも盛り返したことと、
加工食品・日用品や高額品における消費税増税前の駆込需要の反動減はほぼ解消傾向。

しかし、消費の2極化傾向は変わらず、
実質の実質可処分所得の減少で、節約志向も多く感じられます。

業態別には、百貨店の改善が相対的に大きく、
GMSは多少の改善傾向。

SMは生鮮、惣菜が変わらず好調で、
なかでも、生活必需品で価格対応し、
生鮮、惣菜を拡販している企業は既存店がプラス傾向の様子。

CVSは企業間でバラツキがありますが、
▲2%強~+1.5%前後の様子。

8月出だしは、概ね好調と聞こえてきますが、
来週からの旧盆商戦が、
上期の業績を左右する時期となります。

冷夏から一転して、酷暑の夏になりましたが、
今月の各社の販促に注目してみたいと思います。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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