約20年続いている、隔月の集まりがあります。
メンバーが持ち回りで、書籍を選んで議論するのが主旨で、
自分ではセレクトしない書籍を、随分と読んできたように思います。
今回は、弁護士 H先生が選んだ、
「高橋哲哉著、犠牲のシステム 福島・沖縄」。(集英社新書)
メンバーが持ち回りで、書籍を選んで議論するのが主旨で、
自分ではセレクトしない書籍を、随分と読んできたように思います。
今回は、弁護士 H先生が選んだ、
「高橋哲哉著、犠牲のシステム 福島・沖縄」。(集英社新書)
福島第一原発の事故は、
生活するうえで皆が当事者でもあり、終息の見えない問題ごとであります。
著者は、
幼少期に原発警戒区域の富岡町などで過ごされた方で、
この問題を強く問いたかったと感じられました。
経済成長も安全保障も犠牲の上に成り立っていて、
今回そのことが、誰の目にも可視化されたと・・・。
全体利益の為に誰かが犠牲になることは、
正当化されて良いのか?というような内容です。
個人の意見は控えますが、
物事は当事者になっていることと傍観者でいることでは、視点は変わります。
もし自分が○○の立場だったら、という視点で物事を考えると
情報の取り方、話の聞き方、行動の在り方などが変わってくる、
そんな事を考えながら読んでみました・・・。
明日は、「二十四節気の小満」。
~万物が次第に成長して、ある一定の大きさに達する時期。
新しい取り組みを成長させなければ・・・。
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