年明けも関東地方は、晴天が続いていますね。
さて12月度の小売業販売動向の速報版が届きました。
まず12月商戦全般は、11月に比べるとやや減速傾向の様です。
その要因は
・土曜が1日少ない曜日まわり(売上数値影響度は、△2~1%程度)
・天候要因では、前半の気温高が影響し、中旬以降の気温低下で持ち直す傾向。
・GMS/SMは前半の天候与件が影響し衣料品が低調も、食品は堅調でした。
特に、クリスマスケーキ・おせち等の予約商材が概ね計画通りに推移した様です。
またSMは青果・食肉の相場高の影響もありました。
・ドラッグはほぼ前月並みに推移し、
コンビニは、チェーンによってバラツキ感があります。
・チェーン協会全体では、約△1.5%
(衣:△5.7%、食:△1.1%、 住:△2.0%)
・百貨店約△1.3%(衣:△1.3%、食:△2.1%、
家庭△3.7%、雑貨±0.0%)
・コンビニ約△2.0%(但し、セブンイレブンは、+3%前後と好調)
昨年12月は、クリスマス・年末にかけては好調の企業が多く、
1月初売りは百貨店・GMS中心に好調なスタートで、
報道でも見られるとおり、消費税増税前の駆込み需要と
世の中の雰囲気で消費が押し上げられている感があります。
さて初売り商戦も終わり、
例年ですと一段落する時期になりますが、
今年は、消費増税が控えていますから、
価格戦略やシステム見直しなど小売業界の忙しい日が続きますね。
ニュース等で言われている消費の底堅さは本当なのか、
いかにして「購買を促進」させるか、
今年は変化の年になりますね・・・。
* 12/27 『12月販売動向 速報』ブログ記事はこちらから
* 12/9 『11月の小売業概況(速報)』ブログ記事はこちらから
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