信州松本にて「手打ちそば」職人に魅せられる。

今朝の東京は、一段と冷え込んでいます。
今のところ、雪は降っていないようです・・・。

さて昨日は、、早朝より「松本市」に行ってまいりました。
目的は、「手打ちそば」の商品確認です。

ご縁があってメーカーの方と、
そば打ち職人の方々とお会いしてきました。

松本はご存じの通り、信州そばで有名ですが、
年間を通じて「フル稼働」している職人さんは、
意外と少ないそうです。

特に冬場は、観光で訪れる方も少なく、
シーズンによる波は大きいようですね。

昨日は、実際に幾つかのおそばを、
打っていただきながら、試食をいただきました。



そば粉と小麦粉の配合を変えながら、
何度も何度も打っていただきます・・・。

機械麺では味わえない「こし」が、なんとも美味しく、
特にこちらでは、「井戸水」を使用していることが、
美味しさの違いを生み出す要素の一つと言います・・・。

職人さんを十数人抱えられていて、
お蕎麦屋さんとしての直営店用から、
通販用、量販店用と幅広く商売をされていて、
一人の職人さんが打つおそばの量は、
年間で約1tだそうです。。。

このお蕎麦屋さんを訪ねて改めて感じたことは、
美味しいものには、こだわりがあり、
コストもかかるということです。
逆に言えば、安いものには、その訳もある・・・。

商品の原材料や製法、包材などを詰めても、
首都圏に運ぶには、輸送コストもかかります。

大量に生産するためにコストを投下して、
コストメリットを出すか、
ある一定量に留めて、商品に磨きをかけ続け、
ご理解いただける消費層にこだわり続けるか、
特に地方の産品に関しては、
今後も大きなテーマと感じます。

そば打ちの職人さんたちに魅せられ、
途中、国宝 松本城を車窓から眺め、
諏訪湖SAでの景色を楽しみ、
松本を後にしました。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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