今日も朝から快晴でしたね。
~午前中、中央線からの富士山も良く見えました。
今日は、東洋経済ONLINEの「カフェ大手 コンビニの影響」記事に
注目してみました。
特に最近、セブンカフェの認知度が高いように感じていまして、
想像するに平均売上は、一日一店8,000円前後と思われます。
掛算すると驚きに金額になりますね・・・。
セブン-イレブンの「セブンカフェ」、ローソンの「マチカフェ」、
ファミリーマートの「ファミマカフェ」など、大手コンビニ各社が、
いれたてのコーヒーを販売するサービスに力を入れています。
この環境のなか、既存のカフェチェーンへの影響について、
顧客が奪われて業績が悪化しているのではないか、
と感じていることに関しての興味深い記事です。
記事の中では、
ドトールと、スターバックスコーヒージャパンの財務内容を分析しています。
(※両社とも中間決算での分析です。)
■結論からみますと、
両社ともに素晴らしい好業績です!
(大手コンビニでは、2011年から2012年度末にかけて相次いでコーヒー市場に本格参
入し、最後にスタートしたセブン-イレブンは、2013年1月からコーヒー販売の導入を
始め、同年8月末に全国展開を完了しました。)
★ドトール(2013年3~8月の中間期決算)
・「自己資本比率(純資産÷資産)」:79.0%と非常に高い水準。
.「短期借入金」:20億円ほどで、そのほかの有利子負債はありません。
・「現金及び預金」:320億円で、
この指標からも抜群の財務内容です。
・「売上高」:前年同期549億円から580億円まで増加。
・「売上原価」:224億円から233億円まで増えていますが、
・「営業利益」:39億円から49億円まで伸長。
・「売上高営業利益率(営業利益÷売上高)」:8.6%と高水準(前期は7.2%)。
・「営業活動によるキャッシュフロー」:約59億円。
・「キャッシュフローマージン(営業活動によるキャッシュフロー÷売上高)」:10.3%と高水準。
・資産の目減り分を示す「減価償却費」:17億円計上されている。
・一方、「投資キャッシュフロー」のうち「有形固定資産の取得による支出」:22億円。
*このことは、減価償却費を超える再投資をしていて、
積極的に店舗を増やそうとしているということ。
★スタバ(2013年4~9月の中間期決算)
・「自己資本比率」:66.8%(ドトールよりは低いが、いい数字)。
・「1年内返済予定の長期借入金」:2000万円程度で、実質無借金。
・「現金及び預金」:187億円。
・「売上原価率(売上原価÷売上高)」:25.2%(ドトールは40.2%)。
*ドトールはスタバよりサンドイッチなどのフードに注力しているため、売上原価
率が高くなっていると考えられる。
・「売上高」:577億円から636億円まで伸長。
・「売上総利益」:429億円から476億円まで増加。
・「営業利益」:57億円から73億円まで大幅増。
・「売上高営業利益率」:11.6%。
・「営業活動によるキャッシュフロー」:104億円。
・「キャッシュフローマージン」:16.4%。
・「減価償却費」21億円に対して、
「有形固定資産の取得による支出」が41億円、スタバも積極的に出店数を増やそうとし
ていることが見て取れます。
※中間期だけを見ると、
コンビニのコーヒー参入の影響は、まだ出ていないと言え、
需要が増加する今の時期を加味した、通期決算も注目ですね。
大手2社に限っては、
現状コンビニの影響を受けていないと言うことが、以外?な感想です。
国内のコーヒー全体消費額がそう伸びていない中、
半期だけを見るとコンビニも伸長、カフェチェーンも伸長という
結果ですが、
通期で見た場合と落ち込んでいるコーヒーカテゴリーの品群なりが
あるのでしょうか。
消費の実態も需要予測も簡単には考える事が出来ない、
そのような印象を強く持ちます。
食品小売業が参戦して、
ますますコーヒー競争が過熱しそうですが、一年後の動向などに
注目ですね。
~午前中、中央線からの富士山も良く見えました。
今日は、東洋経済ONLINEの「カフェ大手 コンビニの影響」記事に
注目してみました。
特に最近、セブンカフェの認知度が高いように感じていまして、
想像するに平均売上は、一日一店8,000円前後と思われます。
掛算すると驚きに金額になりますね・・・。
セブン-イレブンの「セブンカフェ」、ローソンの「マチカフェ」、
ファミリーマートの「ファミマカフェ」など、大手コンビニ各社が、
いれたてのコーヒーを販売するサービスに力を入れています。
この環境のなか、既存のカフェチェーンへの影響について、
顧客が奪われて業績が悪化しているのではないか、
と感じていることに関しての興味深い記事です。
記事の中では、
ドトールと、スターバックスコーヒージャパンの財務内容を分析しています。
(※両社とも中間決算での分析です。)
■結論からみますと、
両社ともに素晴らしい好業績です!
(大手コンビニでは、2011年から2012年度末にかけて相次いでコーヒー市場に本格参
入し、最後にスタートしたセブン-イレブンは、2013年1月からコーヒー販売の導入を
始め、同年8月末に全国展開を完了しました。)
★ドトール(2013年3~8月の中間期決算)
・「自己資本比率(純資産÷資産)」:79.0%と非常に高い水準。
.「短期借入金」:20億円ほどで、そのほかの有利子負債はありません。
・「現金及び預金」:320億円で、
この指標からも抜群の財務内容です。
・「売上高」:前年同期549億円から580億円まで増加。
・「売上原価」:224億円から233億円まで増えていますが、
・「営業利益」:39億円から49億円まで伸長。
・「売上高営業利益率(営業利益÷売上高)」:8.6%と高水準(前期は7.2%)。
・「営業活動によるキャッシュフロー」:約59億円。
・「キャッシュフローマージン(営業活動によるキャッシュフロー÷売上高)」:10.3%と高水準。
・資産の目減り分を示す「減価償却費」:17億円計上されている。
・一方、「投資キャッシュフロー」のうち「有形固定資産の取得による支出」:22億円。
*このことは、減価償却費を超える再投資をしていて、
積極的に店舗を増やそうとしているということ。
★スタバ(2013年4~9月の中間期決算)
・「自己資本比率」:66.8%(ドトールよりは低いが、いい数字)。
・「1年内返済予定の長期借入金」:2000万円程度で、実質無借金。
・「現金及び預金」:187億円。
・「売上原価率(売上原価÷売上高)」:25.2%(ドトールは40.2%)。
*ドトールはスタバよりサンドイッチなどのフードに注力しているため、売上原価
率が高くなっていると考えられる。
・「売上高」:577億円から636億円まで伸長。
・「売上総利益」:429億円から476億円まで増加。
・「営業利益」:57億円から73億円まで大幅増。
・「売上高営業利益率」:11.6%。
・「営業活動によるキャッシュフロー」:104億円。
・「キャッシュフローマージン」:16.4%。
・「減価償却費」21億円に対して、
「有形固定資産の取得による支出」が41億円、スタバも積極的に出店数を増やそうとし
ていることが見て取れます。
※中間期だけを見ると、
コンビニのコーヒー参入の影響は、まだ出ていないと言え、
需要が増加する今の時期を加味した、通期決算も注目ですね。
大手2社に限っては、
現状コンビニの影響を受けていないと言うことが、以外?な感想です。
国内のコーヒー全体消費額がそう伸びていない中、
半期だけを見るとコンビニも伸長、カフェチェーンも伸長という
結果ですが、
通期で見た場合と落ち込んでいるコーヒーカテゴリーの品群なりが
あるのでしょうか。
消費の実態も需要予測も簡単には考える事が出来ない、
そのような印象を強く持ちます。
食品小売業が参戦して、
ますますコーヒー競争が過熱しそうですが、一年後の動向などに
注目ですね。
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