日経記事から、「小売り・外食 高めの商品好調」

今日も残暑が厳しい一日となりそうです。

西日本の豪雨被害が続いている様子に、
東京・郡山の暑さを嘆いているわけにはいきません。

さて今朝の日経朝刊から、
「小売り・外食 高めの商品好調」~客単価上昇で利益率改善。

業績改善要因として、
品質の高い商品・サービスなどの需要が高まり、
利益率改善が進んでいると・・・。

景気回復、
消費増税に伴う駆け込み需要反動を補うなど、
プラス要因が背景にある・・・。


客単価 = お客様1人当たりの平均支払額(税額は反映しない)

購入商品合計が、客単価になりますから、

「買い上げ点数」が大切な指標になります。

そして商品単価の増減が、
大きく影響しますから、
生鮮食品の相場や特売価格などにより、
常に変動するのも客単価です。


記事の中で、
外食チェーンでは、
連結経常利益が、前年同月比約13%増、
(客単価+5%、客数▲2%)

衣料専門チェーンでは、
客単価+3%、純利益で+18%

他にも家電チェーンなども概ね客単価が上昇している
と記載されています。

消費者ニーズの強い商品群で、
高品質、高機能など商品が、単価上昇を
支えている様子。

一方で、
客数は低迷していて、顧客回帰への取り組み課題を
警鐘しています。


私の関係する食品小売業では、
客数、買い上げ点数の数値指標は、
最重要な数値と考えられます。

商品単価は、
相場状況などの思うようにコントロールが、
出来ないこともあります。
そこを、新商品、クロスMD、まとめ買いなど、
数値の体系的な販売計画などにより、
「作る」ことに注力されています。

客数にこだわることは、
商売の本質であると思っております。

これからの大きな人口動態の変化に対しても、
見るべき数値指標は変わらないですね・・・。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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