2015年1月度の小売業概況(速報)

昨日から心配された降雪もなく、今日は快晴です。

さて1月度の小売業速報版が届きました。
全体的に、
12月に比べ、動きの重い月でした。
スタートの初売りとクリアランスは滑り出し順調でしたが、
中旬から天候が高めに推移し、冬物関連のクリアランスは総じて苦戦の様子でした。
百貨店では前年の消費増税の駆け込み需要の反動も見えるものの、
変わらずインバウンドは好調。

CVSは小幅改善、SMは横ばい、GMSは小幅悪化も、
引き続き企業間の差異が大きいようです。

曜日まわりは、土曜が1日多いものの、正月休みが1日少なかったため、
プラスマイナスゼロ。

昨年は、消費増税を前にして、
チェーンストア協会数値は、全体が△0.2%、衣料は△4.4%、食品は±0.0%、
住生活関連は+1.7%。
CVSは△0.1%で、百貨店は+2.9%で、
「百貨店 とチェーン協の住生活がプラス基調でした」

今年は、大きなプラス与件が見当たりません・・・。
一方、マイナス与件は、どんな時にでもあるものですから、
4月以降の昨年のリバウンドで勢いがつくとよい流れに
なるかもしれません。

*昨日は、日帰りで大阪へ。
乗り換えの阪急「宝塚南口」駅前に関西の高質系スーパー。
阪急オアシスさん、イカリさん。
阪急さんは、年数の経過した既存店のためか、
絞り込んだベーシック商品の品ぞろえでしたが、
イカリさんは、
ベーカリー、デリカ、和洋調味料含むグロッサリーが、
際立っています。
イタリアンフェアを開催中で、
商品、メニュー提案、POP、チラシが連動して
コンパクトながら見応えがありました。
何より、
接客がとても良く、クリーンネスも行き届いてました。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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