2015年3月度の小売業概況 速報板

今日もハッキリしない天候の一日でした。
東京は葉桜に、郡山の桜は、色付き始めてきて、
季節の変わり目に地域差を感じます。

さて注目の3月度の小売業速報版が届きました。
昨年3月は、
消費税率変更に伴う「駆込み需要」で盛り上がりましたが、
今年は・・・。

全体では、
昨年対比で一見、数値は悪化に見えるも、
税率変更に伴う特需を勘案すると堅調・・・?

但し、非食品等駆込み需要の対象となる商品群を扱う業態は、
大きな反動になります。

・百貨店、高額品、住居関連、化粧品は反動大きく、
CVS,SMは少ない結果です。

・インバウンド需要は引き続き、
東京・大阪の大型店を中心に好調で、
売上で3~4%増の様子。
*百貨店は反動を除外し、一昨年比で見ればプラス結果。

*昨年度のチェーン協、百貨店・CVSの既存店前年比推移は、
    
①チェーン協(3月:全体で+9.4%)(4月:△ 5.4%)
②百貨店  (3月: 全体で+25.4%((4月:△12.0%)
③CVS    (3月: 全体で+2.9%)(4月:△ 2.2%)

・個別企業動向としては、
GMSのマイナス傾向高く、特に住関連、衣料品が多い。

SMは、既存店プラスの企業があるものの、
▲3%~▲8位で推移。

CVSは、最大手の企業を除くと、
▲2%~▲7%

この4月のスタートは、
対前年比で、+10%強の企業が多いようですが、
第一四半期トータルの数値に注目でしょうか。

天候不順により、
衣料品が伸び悩み、食品も値上げが続く商品群が増えて、
あまりプラス与件がありませんが、
新商品(自社開発含む)、価値訴求型商品は、
堅調と聞きます。

客数、客単価、買上点数の指標が、
本当に大切と感じております。                            
                         

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

0コメント

  • 1000 / 1000