4月小売業概況(速報版)

大型のGWも終わり、
季節はすっかり初夏の陽気です。
今年のGW、前半・後半で、人の動きも変化があり、
どんな消費動向だっただろう・・・。
マルダ女子部の暮らしの調査結果が楽しみでもあります。

さて、
4月の小売業概況(速報版)が届きました。
昨年度の消費税率増に 伴 う、3月までの駈込み需要の反動があり、
数値変動の大きい業態・企業があったようです。

単純昨比とはいかず、
各社、前々比を目安にして検証されていたようです。
結果は、概ね既存店ベースではプラス傾向・・・。
3-4月累計でのプラス確保企業は、少なくない様子です。

影響の大きい業態は 百貨店。
~商品では、高額品・住居関連・化粧品、
またインバウンド需要で大きく伸長。

一方で、食品中心のSM・CVSは反動幅が小さい傾向です。
(*SMでは青果の相場高含め、生鮮食品の単価増もプラス要因)

また、天候与件は、
前半マイナス傾向(低気温・多雨)、
後半プラスに寄与(高気温・晴天)

曜日周りは、前年同様です。

個別企業動向は、記載できませんが、
3-4月累計でGMSの苦戦は続いている感があります。
この5月もスタートは、好調の様子も、
母の日明けからの平常、
青果相場の動向など、
月末に向けて食品は、少し苦戦が続くかもしれません。

3-5月累計が、年間を予測することもあり、
この5月は、更に大切な期間でもあります。
各社の決算も出揃い、
常に変化している小売業の動向は、
今年は特に「忙しい」年の予感です・・・

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

0コメント

  • 1000 / 1000