消費税 来年4月8%決定!

昨日の政府閣議で、2014年4月の消費税率8%への
引き上げが決定しましたね。

安倍総理の会見では、
・経済成長と財政健全化の両立、
・5兆円規模の経済対策、
・法人実効税率の引き下げ検討、
そして、15年10月予定の消費税率10%引き上げ検討など等・・・。

多くのテーマはありますが、
小売業においての消費税率引き上げに伴う、
価格表示を考えてみます。

昨日、セブン&アイHLDGS.は、本体価格と総額を
併記するすることを発表されていますが、
この価格表示を整理すると、

(本体価格が、1,000円の場合)
■現在の表示
 ・(総額表示:1,050円(税込み))


■全額価格転嫁した場合の表示
 *(認められない表示:1,000円(税を明示しない))

 ・(総額表示:1,080円(税込み))
 ・(併記:税抜き価格1,000円、税込み価格1,080円)
 ・(外税表示:1,000円(税抜き)+80円(消費税))


小売業の多くは、
「本体価格」を強調し、併記または外税表示の方向のようですが、

個人的には、統一出来ないものかと思います・・・。

セール等販促に関しても、
特措法で「3%還元」は禁止で、
「3%値下げ・ポイント還元」は良い方向・・・。

この点だけを取り上げると、
消費者不在の知恵比べの競争にもなりそうな気がします。

いずれにせよ、
消費税率引き上げの後の買い控えも予想されます。
私たちも出来る事と対応することを、しっかりと行わないとならない。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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