5月度小売業概況(速報版)

関東地方も今日から梅雨入りです。
今日は、この一週間の暑さから少し解放された感じです。

さて5月度小売業概況の速報版が届きました。
いつものKさんには感謝です。

・5月は消費増税開始の4月に比べ全体的に改善傾向です。
~駆込需要の反動は4月中旬以降から縮小傾向です。

天候予見はプラス要因!
~全般的に晴天の日が多く、
後半からの大幅な気温上昇は夏物商品の追い風となり、
大型イベントのGW商戦は順調で、母の日商戦も堅調に推移した様子。

その結果、5月上旬は既存店で前年を上回った企業が少なくないようで、
後半に向けて改善傾向が続いていった。

業態別では、
百貨店の改善度合いが大きい。
~衣料品、服飾雑貨などは戻りが早く、夏物商品の動きが良い。
食品は前年並み、
一方で高額品や化粧品は、4月に比べマイナス幅が大きく縮小した様子。

GMSは後半に減速傾向です。
~4月に比べて既存店のマイナス幅は半減した企業もあるが、まだ戻りはゆっくり傾向。

SM、CVSは改善傾向が継続しているが、企業間のバラツキが大きい様子です。
~特にCVSはタバコの影響が、▲2.5&~▲1.5%。

5月の曜日まわりは、
土曜が1日多く、既存店への影響は+2%程度。

さて消費増税から3カ月目に入りました。
この6月を一つの目安にされていた企業が多いように感じます。
天候与件も大きく左右される夏場の商戦。
各社、独自の商品開発も急がれているようにも感じ、
その商品価値の伝え方にも多くの工夫が見られます。
改めてお店まわりをしてみます・・・。
* 2014.5.6「4月度小売業概況(速報版)」ブログ記事はこちらから

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

0コメント

  • 1000 / 1000