幅広い層のニーズに合った商品開発が進む。。。

今日も冷え込んだ一日でしたね。

今朝の日経MJ新聞の記事に注目してみました。

「ミニストップ PBチルド菓子刷新
~女性・シニア層向け商品拡充」

ミニストップが、PBチルド菓子を、
「女性・シニア」「ファミリー」「高級」「定番」の
4種類に分類して、幅広い層のニーズに合った
商品開発を進めるという。

また売場の装飾も「親しみやすさ」を、
重視したデザインに変更し、
コンビニ各社が、コーヒー+デザートを強化するなか、
商品+ブランドで対応していく、記事にあります。

食品小売業では、
PBの拡充を中心に、価値あるMD作りが進行しています。
この記事にある4つの分類は、他の商品カテゴリーにも
当てはまるように感じます。


日本の人口構造に大きな変化が顕在化するのが、
2015年とも言われています。

それは、既に一人世帯が、全体の30%を超えていき、
生涯未婚率が、
男性約20%強、女性で10%強と進行しています。
(*国立社会保障・人口問題研究所データより参照)

また世帯主の高齢化が進み、世帯モデルが、
「一人」「夫婦のみ」「ひとり親と子」「子育て後の夫婦」と
考えられます。

食品小売業の品揃えを考えるときに、
今まで以上に、この人口動態を考慮しないといけないのでは、
ないでしょうか・・・。

お店にとって、利益をもたらせてくれる生活者とは、・・・。
時間帯で来店していただけている生活者とは、
ネットで買物をしている生活者とは、
生活者を考えるとき、世帯属性を考える事も
大切な要素と感じます。

販促を仕掛ける場合、
世帯のタイプ、商品の分類(価値)、時間帯をクロスさせる
ことが、ヒントになると思います。

株式会社マルダ

100年後も成長し続けるための戦略的経営コンサルティング

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